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MATSU-KO PRESS vol.01

※記載されている情報は発刊された2008年当時の情報ですので、現在の情報とは異なる場合があります※
MATSU-KO PRESS vol.01

第1号

発行日 2008.10.01
灘のけんか祭り  十月に入れば播州は祭り一色になります。その中でも最も有名なのが【灘のけんか祭り】だと自負しております。松原八幡神社秋季例大祭は、十月を祭り月と呼び十月一日には、旧東山村、木場港、旧松原村、旧八家村、旧宇佐崎村、旧妻鹿村、旧中村村の七か村が各村の祭典事務所開きを行い、松原八幡神社に安全祈願の御祓いを受け、祭りモードに突入です。そして本番迄に、指手・幟の製作、屋台の衣装付け、祭り衣装の段取りと配布、寄付集め等役員達により準備は進められていきます。宵宮の前日十月十三日には、各村で屋台練りの練習や屋台遷しを行っています。
 【灘のけんか祭り】では、怪我と弁当は自分持ち と昔から言われており、祭りで怪我をしたら、恥ずかしく誰にも言えずに黙っています。恥ずかしながら私もかつて宵宮にヤッサ(屋台)とガードレールに挟まれた事があり、太ももの筋肉が今でも凹んでいますが、その時にはスポーツ包帯をグルグル巻きにして、その上からサポーターを付けて本宮に出て行った事があります。ほんまにアホや!
 前夜祭は屋台遷しが終わってから十四日の朝まで祭り談議に花を咲かせています。
宵宮 10月14日 本宮 10月15日
 前夜祭の二日酔い状態のまま、朝四時に大木庭公民館前でヤッサの衣装取付けを行い、台車に載せて七時頃より海岸まで引っ張って行き、老若男女にヤッサを披露して廻ります。その間に家に帰り朝風呂に入り、御神酒を頂き祭り装束(練子はまわし、役員は着物、提灯持ちは法被)に着替えて、祭り足袋を履き、鉢巻を締めて玄関で清めの塩を撒いてもらいます。いよいよ練り出しです。朝早いので祭典放送をガンガン行い練子を集めます。
 木場の町内を方に担いで、練って廻り松原八幡神社へと向かって行きます。
 灘の七村を紹介しておきます。宮入りのトップはピンク色の指手と鉢巻の「東山」、続いて緑色の「木場」、三番手は赤色の「松原」、四番手は朱色の「八家」、五番手は濃赤の「妻鹿」、六番手は黄色の「宇佐崎」、しんがりは水色の「中村」計七台のヤッサが勢揃いします。宮入後、日暮れまで各ヤッサの練り合わせの競演です。
 練り合わせは、最高潮を迎えていますが、本宮に備えて体力を温存しなければ二日間も持ちません。でも練子達は、次から次へ他村の屋台に練り合わせを仕掛けていきます。しかしすぐに落とす様になれば、役員が見計って東山から順に支持を出していき、宵宮は順次終了して、帰路に着きます。
灘のけんか祭り
大正時代 三つ橋を渡っている木場屋台
後ろは八家屋台
灘のけんか祭り   本宮の朝は早く、例年は松原八幡神社迄一番遠い木場は、七時半より練り上げます。昨年は、練番の為に寒い中、海に入り身を清める神事「汐かき」を行いました。宵宮と同じコースを練っていき、宮入を行ってからは、いよいよ神輿合わせが始まります。今年は二十三年ぶりに神輿三基が新調され、練番の宇佐崎は凄く張り切っております。神輿合わせが終わると松原八幡神社を後にして、目指す練り場は「お旅山」天然のコロシアム状観覧席が有り、観衆の拍手、掛け声が地鳴りと共に響き渡ります。一番ヤッサは木場です。一台練りでの一人舞台、晴れやかな瞬間です。
 やがて二番手「松原」が、練り場に上がってきて二台練りが始まり、三番手に「中村」が、上がってくると三台練りに発展していきます。練り場では三台練りが限界の面積で順次お旅山に上がっていき、一方通行の為神輿三台とヤッサ六台が上がりきるまで山頂で休憩です。その間に弁当・ビールが配られて遅い昼食です。(午後三時頃)この頃には疲れきって草の上で寝てしまう事もあります。そんなこんなで他村のヤッサ練りをあまり見た事が無く、他村の事は語れません。全てが山頂に上がりきると、神官達が雅楽を奏でながら下山していき、やがて木場の拍子木が集合を掛けて鳴り始め、太鼓も鳴り始めて、いよいよ下山です。再度練り場に戻り、最後の練りを披露します。日が暮れてくると提灯に灯が入り、電飾が灯り、名残を惜しみながら祭りは終わっていきます。明日から又来年の準備が始まります。
 祭りは参加しなければ、良さはわかりません。けれども【灘のけんか祭り】は他所の人は参加できませんので、一生のうちに一度は【灘のけんか祭り】は見てみる価値はありますよ!















記事:姫路営業所 敷名康弘

発刊のご挨拶
代表取締役 嶋西 高志
いつもお世話になっております。
皆様方の日頃のご愛顧に心より感謝申し上げます。
弊社ではこのたび広報誌「MATSU-KO通信」を発刊することにいたしました。本誌表題の横に登場しているマスコットボーイは大きな『手』を携えて走っておりますが、これは「お客様のお仕事に少しでもお役に立ちたい」という当社の願いを表現しております。創業60年を迎えた今も、その精神はいささかも変わっておりませんが、激動する昨今の社会環境変化にご満足な対応ができているとは申せません。今、建設不況といわれるように、仕事量が少ない上に、あらゆる原材料価格の高騰の中で更なるコストダウンが求められ、高品質は言うまでもなく安全性や環境面においてもニーズが高度化、多様化し、当社の業務もますます複雑かつ繁忙化してきております。このような中、場当たり的な顧客ニーズに対応しているだけでは真の顧客満足は得られないと大いに反省いたしております。つきましては、まず「当社の『手』(当社でご用意できるモノ・サービス・作業)といえるものは何なのか」をお客様に知っていただくことが先決だという思いに至り、当誌発刊の運びになりました。まだまだ「お役立ち情報満載!」とまではいえませんが、お手隙の時にでもタウン誌をご覧になるような気軽な感覚でご一読いただければ幸いです。当社若手社員の素人集団がワイワイガヤガヤと手造りで編集したものですので不備な点が多々あろうと思います。お気づきの点がございましたらご指導ご鞭撻いただければ有難く存じます。
皆様方の何らかのご参考になることを願って発刊のご挨拶とさせていただきます。

1 昇降式足場の安全性
 ■さまざまな安全装置(上限リミット、抜け止めマスト、金属探知機、下限リミット)
 ■作業にあわせて作業床の高さを自在に変化(材料荷揚げ同時昇降も可能 最大120m)
 ■WP組立の際の転落災害の低減が図れます。

2 生産性の向上
 ■工場内のように効率の良い作業環境を提供します。
 ■作業者は常に最適の高さで作業が出来ます。
 ■張り出し足場・R部など作業床をさまざまな形で対応可能
 ■必要な資機材を積荷出来ます。
 (ワンマスト最大好条件荷重2100kg ツインマスト最大好条件 3900kg)
 ■組立・解体時の施工日数の短縮(組立・解体各2日)
 人員削減(組立・解体時各1マスト4名×2日=8名)
 運送車両の削減が可能(15t平車2台)
 (好条件時ツインマストタイプW32.1m H=45mでの場合 1440㎡)
 ■取扱い現場の段取りが非常に簡単です。(特別な資格は要りません)
 ■クレーン作業での中間部での荷受けが容易になります。
 ■斜め部分でも設置可能。(作業床をねかせて平行にします)
 ■高い耐久性があります。
 ■作業効率を30%以上改善可能。

3 資格・届出
 ■足場と同じく労働基準監督署に設置届は必要
 (高さ10m以上 60日以上設置の場合 30日前に提出図面と共に提出)
 ■運転者には特別な教育等資格は要りません。

4 今までの使用箇所一例 ※左写真参照
 (タンク改修・ハイピア耐震補強・マンション改修・煙突解体改修)
 松本鋼機㈱のトガーリフトクライマー(通称 WPワークプラットホーム)についてご説明させて頂きます。

 当社取扱いの機械はスペインのSALTEC社製の昇降足場でありヨーロッパでは広く一般足場として普及しており安全性の向上、生産性の向上が見込め従来の足場に替わる昇降足場です。労働安全衛生則昭和43年8月付け基発第541号により足場として取り扱うこととしており設置に特別な届出や資格を必要とせず組立・解体・移設が簡単で作業床は様々な形状に対応可能です。まずはさまざまな特徴についてご説明させて頂きます。(ハイピア耐震補強、煙突解体・改修・塗装、煙突内部改修、タンク改修、マンション・病院・ホテル外壁改修、ポンプ場、ダム現場等で使用されております。)
トガーリフトクライマー

リース商品案内
リース商品案内
コーン関係・ソーラー式工事灯・回転灯(警告灯)・チューブライト・矢印板各種(樹脂・アルミ・自発光)・歩行者マット
ソーラー式信号機・工事看板各種(反射・デザイン・高輝度)等その他の商材も取り扱っております。

部署活動紹介
販売促進部
販売促進部ではJA(農協)様への営業を行っています。
JA展示会への出展では主に農業倉庫の改修提案としてシャッター改修、WKカバー工法と農園芸資材の提案をしています。

販売促進部活動写真
販売促進部活動写真
 建築部
建築部活動写真 建築部活動写真
 昨年9月、JA丹波ささやま様からお話を頂いた農業用倉庫の全面改修工事を無事完了させる事が出来ました。
 この物件は、お施主様が意匠面への強い拘りをお持ちであった事、農業用倉庫としてより良い使い勝手を求めておられた事等から、各打合せ後に提出した計画内容を中々ご満足頂けず、打合せと変更を幾度と無く重ね、やっと着工に漕ぎ着けても変更箇所が生じる等、相当苦労した物件です。施工時には前面道路の一部が建物周囲の地盤面よりも若干高かった事、雨水の放流先が限られていた事、建物内部に設置予定の農業用機械の高さの問題、建物内へトラクター等が容易に進入できなければならない事等から建物内外の床レベル・水勾配の設定が非常に難しく、施工業者と頭を悩ませながら何とか各部のレベルを設定し、ぎりぎりの勾配で納めている箇所や泣く泣く段差を設けている箇所があります。他にもこの物件は増築を繰り返している建物であった為、既存部分と増築部分の取合いを強引に納めてある箇所もあり、その部分を如何に自然な形で納めるのかも課題のひとつでした。こういった箇所は施工前に出来る限りお施主様に納め方をご説明した上で承認頂くようにしていた為、工事が捗らない事もしばしば・・・。そんな苦労を重ねた甲斐あって自画自賛になってしまいますが中々良い出来栄えではないかと思います。
 昨年6月、弊社の主要仕入先でもある㈱泉尾商会様が所有されているマンション1室の全面改修工事を行いました。改修前の間取りは3LDKでしたが、お孫さんやご家族の方が遊び回ったりゆっくりくつろげるようにと、6畳と4.5畳の和室間の間仕切り及びこの和室2室とLDK間の間仕切りを撤去し、改修後は約22畳の広々としたLDKになっています。施工内容は風呂・キッチン・便所・洗面・給湯器といった水廻りの設備・器具等を全て取替え、天井・壁はクロス張替え、床は和室の畳及び下地を撤去の上、全面フローリング張りにしています。計画・工事を進めるに当たっては、幸いな事に全くご使用になっていない状態で現況実測・施工を行う事が出来ました。きっちり現況を把握した上で計画出来た為、一部納まり上の問題で建具寸法の変更を余儀なくされる事がありましたが、着工後に大きな問題点が発覚する事もなく、比較的スムーズに工事を進める事が出来ました。意匠面に関しては、ご要望通りのモノトーン調のすっきりした仕上がりに出来ましたので、㈱泉尾商会様にも何とかご満足頂けたようです。



建築部活動写真 建築部活動写真

MATSU-KO INFOMATION
三田営業所・販売促進部 姫路営業所
 三田営業所 所在地
〒651-1353
神戸市北区八多町吉尾19-1
TEL 078-982-6285(代表)
FAX 078-982-5248

三田営業所は目の前に田園広がる自然豊かな場所にあります。
 姫路営業所 所在地
〒670-0056
姫路市東今宿4丁目2番11号
TEL 079-293-3487(代表)
FAX 079-293-8721

姫路営業所は姫路駅より、西北西に約4kmの位置に有り、事務所の前には2号線が通っていて、大変交通の便が良く、今宿循環のバス停「東今宿」があります。
 三田営業所はとてもアットホームな所です。お客様と営業員はまさに「家族の一員」の様な感じで、信頼関係が強く、一体感があります。在庫が多い事もあって、直接引取に来て頂ける事が多いので、営業員は親しみをもって係わっています。
 また、他の営業所の者でもわざわざ三田で仕事していく人がいたりと、弊社の営業員にとっても一番居心地が良い所です。
 難点といえばお客様と慣れすぎて無理を聞きすぎてしまうという事でしょうか。それだけ「要求の多い営業所」なのです。あと、緑が多いのは良い事なのですが、他の営業所にはあまりない「草むしり」をしなければならないのも大変です・・・。
 楽しい所なので、どんどんお越し下さい!営業員一同、お待ち致しております。
 「信頼される営業」を目指して、チームワークを大切にし、日々頑張っています。平均年齢は46.2歳と他の営業所と比べると、かなり格差がありますが、年齢には関係なくフレッシュな気持ちを常に持って、「顧客優先」をスローガンに営業展開を行っています。近くにおいでの際は、「祭り好き」の女子事務員が御用命を承りますので、御気軽にお立ち寄りください。今後の機資材は「レンタル」で、お客様が引取・返却をして頂く「運賃が不要」のレンタル「姫路営業所リースセンター」を活用して頂ければ、光栄に思います。

尚、余裕を持ってご発注頂ければ、他の商品でも在庫を揃えておきますので、ご連絡をお待ち致しております。
三田営業所・販売促進部 <在庫品>発電機 25KVA・2.6KVA・1.4KVA / テラスター2灯式(発電機付) / メタハラ投光器 / メタハラサークルライト / メタラック / 高圧洗浄機 / 送風機 / すいとる君 / 静電掃除機 / 業務用掃除機 / 高周波バイブレーター / 水中ポンプ 2吋 / ベビースイーパー / 六ツゴロウ(1t自在台車) / 保安用品(スコッチコーン・コーンバー・回転警告灯・電光表示板) 姫路営業所

はらぺこ亭
はらぺこ亭

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