鉄骨関連

鉄骨建方器具

鉄骨関連

コラムロック

操作が簡単で安全。鉄骨組み立て作業の安全性と能率を格段に向上させます。

1. 高所での玉掛けの取外し作業が簡単にできる遠隔操作方式
コラムロックは、従来の玉掛けの取外し作業を安全に、しかも効率よく行えるように、ワイヤロープによる遠隔作業としました。遠隔操作することにより、作業者の安全の確保だけでなく、作業時間を大幅に短縮することが可能となります。

2. 絶縁スイベル
誘導電圧による感電事故を防止する2000V絶縁スイベルが標準装備されており、周囲の電波などによって高所作業場で多発する感電事故、及び感電による墜落事故を防止し、作業者の安全を守ります。

3. 二重安全ロック機構
コラムロックには、本体両サイドからセットピンを固定し開口部の開きを防止するストッパーとセットピンのロックが外れても、セットピンがすぐに抜けるのを防止する固定スプリングを併用した、二重安全ロック機構になっています。

■象印コラムロック操作方法

玉掛操作
玉掛操作
1. ストッパープレートの黄色の操作ロープを、引張るとストッパープレートが引上げられ、セットピンがフリーの状態になります。
2. セットピンの青色の操作ロープを引張り、セットピンを横移動させ、吊りピースをコラムロックの開口部へ通します。
吊りピースの穴にセットピンが、貫通する事を目視で確認後、セットピンの操作ボルトを固定スプリング内に、「カチッ」と音がするまで押込みます。
3. ストッパープレートの凹面とセットピンの凸面が、ロック状態になっているか目視で再確認します。
2と3により二重ロック機構が、セットされました。

< 注 意 >
セットピンをセットしたあと操作ロープを引張ると、ロックが解除する恐れがあり、大変危険な状態になりますのでしないでください。
※ロック状態を再確認のうえ鉄骨建方作業をしてください。


吊り上げ操作
吊り上げ操作
一つの鉄骨柱に対し、必ず2丁のコラムロックを使用しバランスよく吊り上げてください。
鉄骨柱をバランス良く吊り上げる為に、クレーンのフックの先にチェーンエコライザーを使用されると一層効果的です。

玉掛外し操作
クレーンを少したるませ、無負荷の状態を確認し、コラムロックの黄色の操作ロープを引っ張った状態で青色の操作ロープを引っ張ります。
青色の操作ロープを引く際、セットピンの操作ボルトが固定スプリングに保持されているため、多少強めに引いて玉掛けを外して下さい。

■危険性が高い作業・低い作業

■危険性が高い作業・低い作業
従来の方法
作業員:2名~3名

従来の方法は鉄骨柱の最上部まで登ってシャックル等の玉掛けを外していたために、危険な作業を強いられ、時間のロス・墜落事故等、災害の発生する危険性が高いといわれています。
■危険性が高い作業・低い作業
遠隔操作方法のコラムロック
作業員:1名

コラムロックの「玉掛け外し」は遠隔操作方式ですので常に安全な位置から短時間で作業出来ます。
( 操作用ワイヤは 3tonは10m、 5ton以上は16m )

■諸元・寸法

■諸元・寸法
型式 SF-3 SF-5 SF-10 SF-15 SF-20
定格荷重(t) 3 5 10 15 20
自重(kg) 4.8 9.5 19 75 108
20 26 35 40 40
15 18 30 36 36
65 103 105 110 110
13 17 23 34 45.5
154 196 240 301 301
301.5 413.5 524.5 1026 1150
68 84.5 117 117 137
25 30 42 62 79
22 27.5 35 45 45
22 32 45 50 50
40 54 65 80 80
266.5 364.5 456.5 942 1054.5
11 16 22 66 81
チェーンエコライザー

チェーンエコライザー

チェーンエコライザーは両端の専用ジョイントカップリングとシャックルを使いわける事により、鉄骨柱つり上げ時にはコラムロックを、鉄骨横梁のつり上げ時には横つりクランプを各々接続することが可能です。
また、つり上げ角度(最大60°以内)その他の関係で長尺のチェーンを必要とする場合も簡単に接続することができます。
チェーンエコライザーは大幅な経費・時間節減が可能です。

信頼性の高い安全対策
チェーンエコライザーは、万一、作業者の不注意により作業中、片方の玉掛けが外れても、すぐに本体からチェーンが抜け外れることのないよう安全設計されており、つり荷及び玉掛け器具類の落下事故を防止します。
またコラムロックとの接続により、高所で、玉掛けの取り外し作業をするのではなく、操作を作業床でできるため、作業者の安全を確保します。

各部品に特殊合金鋼を使用
使用されるチェーンをはじめ、サイドプレート、マスターリンク、カップリング、ピン等負荷のかかる部品については、強靭性、耐摩耗性に優れた特殊合金鋼を使用。
また、各部品に施された防錆処理により、錆に対する効果が高くながもちするようにしました。

安全率5倍以上
チェーンエコライザーは、クレーン等安全規則に対応できる安全率5倍以上で製作、また、出荷検査時、試験荷重1.5倍を実施していますので安心してご使用いただけます。

簡単な保守点検
チェーンエコライザーは、現場の声をとり入れたシンプルな構造とし、外部への突起物は最小限としました。
目視による日常の保守点検が簡単に行えます。

■操作手順

本装置のセット
本装置のセット
1. チェーンエコライザー&コラムロックを、クレーンフックに引掛け吊り上げる。
2. ヤードの鉄骨柱頭部に、コラムロックを近づける。

本装置のセット
玉掛作業
1. コラムロックを、アイプレートに差し込む。
2. アイプレートに、セットピンを最後まで挿入する。
3. 複数の場合は 、1 ~ 2 を繰り返す。

柱起し作業
柱起し作業
1. 柱起しの前に、柱の根本にスリッパ等の当て物を入れる。
2. 柱の根本を滑らせない様に、クレーンをゆっくり巻上げる。
3. 均等荷重の確認。

位置合わせ仮結合
位置合わせ仮結合
1. 目的位置に方向マークを、確かめ鉄骨柱を静かにセットする。
2. 建入れを確かめ、アンカーボルトを平均に締め付ける。

玉掛外し作業
柱起し作業
1. クレーンを少し巻下げ、コラムロックを少したるませる。
2. 安全な作業床から遠隔操作で、ロック装置を開放しピンを抜く。
3. クレーンを巻上げ、コラムロックと鉄骨柱を切離す。

■諸元・寸法

■諸元・寸法
型式 CE-6 CE-10 CE-20 CE-30 CE-40
定格荷重(t) 6 10 20 30 40
試験荷重(t) 9 15 30 45 60
自重(kg) 18 39 87 170 200
チェーン [等級・線径(mm)] V級 10.0 V級 13.0 V級 20.0 V級 20.0
T級 26.0
V級 20.0
T級 32.0
全体 475 620 779 822 872
872 1060 1250 1293 1343
1550 1855 2197 2585 2898
マスターリンク 180 245 257 300 350
105 140 150 200 200
29 34 40 50 55
ボディ 240 323 450 450 450
120 160 220 220 220
78 115 143 255 255
カップリング 25 30 42 55 70
28 38 46 66 72
11 16 22 30 40
シャックル 19 21 32 42 48
64 72 104 205 230
26 29 41 80 90
建多くん

建多くん

高所作業の安全確保!
鉄骨建方の遠隔操作に!

無線操作式・自動玉外し装置

建築業界の省力化と安全を推進し!
さらに使い易さを追及してついに建多くん登場!
建方ロボットとして、建築業界でまたSensationを巻き起こす画期的商品。
堅いケーブルのたるみが無くなり凄く楽チン!

■おすすめポイント

1. 操作が簡単 Speed up
<取り付け>
吊具(クランプ)の取り付けは、吊り上げ用ピースは接続用ボルト穴を使用し、ピン差し込みをワンタッチ操作で行います。
<取り外し>
柱又は梁を吊り上げ所定の位置に固定した後、無線操作機の操作ボタンを押して頂ければ、安全ロックが解除され、ピンは自動的に引き抜かれます。(約5秒)

2. 軽量 Light (10kg/吊具片側自重)
吊具重量は12t用(10kg/吊具片側自重)と軽いため、玉掛作業を楽に行うことができます。
吊具

3. 安全重視のロック機構 Safety
玉掛時のロック確認はフラッシュブザーによる確認方法。
リング式ロックとピン式ロックの二重安全ロック機構により吊り上げ運搬中のピン抜けを防止します。
<玉外し>
柱、梁等の吊り上げ物が所定の位置に固定されたことを確認し、無線機の電源スイッチを入れ、ピンを抜く、吊具側の押しボタンを2個同時に押し続けて下さい。(約5秒)
第一段目のロックが解除されて、橙色ランプが点灯し(約3秒)続けて2段目のロックが解除されると同時に、ピンが自動的に抜け、赤色ランプが点灯し、ブザーが鳴ります。
使用後、電源スイッチ(天秤)を「切」にして頂ければ、充電準備OKとなります。
無線発信機のスイッチの「切」もお忘れなく。
ロック機構

製品検索

キーワード

カテゴリ検索